2013年1月20日日曜日

ペット可の賃貸住宅の供給が望まれる

賃貸住宅で、以前はトイレ・バス別、ガスコンロ付き、20㎡以上という単身者の賃貸需要が多かった。ところが、土地の有効利用のため、または収益性重視のため、小さい専有面積のワンルームが多く建てられてきた。全く賃貸需要者を無視した賃貸住宅の供給が相次いだのだ。バブル崩壊から20年を経過して、漸く需要者に配慮したワンルームマンションが多く供給されるようになった。
しかし、ペット可の賃貸住宅はきわめて少ない。ペット需要は年々増えている。また、ペットにかけるお金は年々増えている。なのに、ワンルームに限らず、賃貸住宅全体でペット可物件の供給は極めて少ない。
日本においては東京都心部を除き、少子化の影響から賃貸住宅の空室率は年々増加している。全国平均でも空家率は13%を超えている状況にあって、安定的な入居率を確保するのは賃貸オーナーなら誰でも考えることだ。
今、ペット可の物件を供給することは、需要者のニーズをとらえるとこになるだろう。ペットを飼うのもよし、飼わないのもよしという選択が需要者に可能な賃貸住宅の供給が望まれる。

0 件のコメント:

コメントを投稿