2015年12月18日金曜日

離婚に伴う不動産鑑定の優位性

http://www.professional-eye.com

(質問)

離婚により不動産売却(財産分与)。申し立て人の主張金額が固定資産税評価価格から

850万円と評価していたが、不動産業者の売却査定で2100万円に請求が変わっ

た。不動産鑑定をした方が良いか。

(回答)

離婚による不動産の売却にあたって、その価格に争いがある場合、当事者双方が不動産

業者さんに依頼して無料査定をしてもらうケースがあります。この場合、お互いの思惑

に合致した査定額になる傾向があり、その価格の開差はしばしば過大なものとなります。

不動産業者さんは不動産を売買するのが仕事で、不動産の評価に関する専門家ではあり

ません。

ですから、不動産鑑定士が行なう不動産評価とは異なる結果になることもあります。

不動産鑑定についてはコストを要しますが、問題を解決する手段として

不動産鑑定士による不動産鑑定評価を行なうことは、評価額の信頼性の観点から有意義


であると思います。

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